平成26年度次世代自動車勉強会「水素エンジン車の開発と水素供給施設の整備」を開催。


 燃料電池車(FCV)と同様、将来の有力なエネルギーと位置付けられている水素を燃料とした「水素エンジン車」に焦点を当て、最新技術を実車で紹介するとともに、「水素ステーション」を中心に水素の製造から運搬、供給までのサプライチェーンを説明しました。さらに、セミナー後は、九州初の商用水素ステーションの見学会を実施しました。

日  時平成26年11月19日(水)13:00~17:30
場  所北九州学術研究都市 産学連携センター 2F研修議室
実車展示 技術開発交流センター 交流室B他
主  催公益財団法人北九州産業学術推進機構(FAIS)自動車技術センター
参加人数セミナー参加者:80名
水素ステーション見学会:42名
内  容 ■13:00~13:05 【主催者挨拶】
         (公財)北九州産業学術推進機構 自動車技術センター長 納富 啓
■13:05~14:30 【セミナー1】
         講師:マツダ株式会社 技術研究所 電動車両研究長
                          水戸部 典朗 氏
■14:30~15:30 【セミナー2】
         講師:岩谷産業株式会社 水素エネルギー部 企画・推進担当 シニアマネージャー
                          梶原 昌高 氏
■16:15~16:45 【水素ステーション見学会】(希望者のみ)
           小倉北区高浜地区にある商用水素ステーションを見学


セミナー内容

【セミナー1】「もう一つの水素自動車」



【講師】:マツダ株式会社 技術研究所 電動車両研究長 水戸部 典朗 氏
【講師ご紹介】
 1984年マツダ(株)入社、量産エンジン開発設計を経て、2007年より技術研究所で水素自動車及び電気自動車の研究に取り組む。水素ロータリーエンジンを搭載したレンジエクステンダーEVの開発リーダー。

【内容】
 水素エンジン車について、水素燃料電池車(FCV)とエネルギー効率、コスト、燃料水素純度など比較しながら特徴を説明しました。また、車両見学会では「プレマシー水素REレンジエクステンダーEV」の実車展示、水素ロータリーエンジンと水素タンクのカットモデルを用いながら構造説明を行いました。
 

【セミナー2】「水素インフラ整備の取り組みについて」


【講師】:岩谷産業株式会社 水素エネルギー部
      企画・推進担当 シニアマネージャー 梶原 昌高 氏

【講師ご紹介】
 1999年、岩谷産業株式会社入社。2005年から水素エネルギー部で水素関連の技術開発に従事。現在は、水素ステーション整備に向けた企画や普及啓発活動等に取り組む。

【内容】
 水素の製造、輸送手段、用途など水素市場の現状について俯瞰し、国内における官民の水素社会実現に向けた動き、水素ステーションの仕組みや国内の整備状況、各種規制について説明しました。

【水素ステーション見学会】



 セミナー後は、小倉北区高浜地区に10月22日に開設した九州初の商用水素ステーションの見学会を行いました。